相模鉄道10000系には、10両編成が3本在籍しています。第1編成である10701Fは、VVVF装置などの機器更新を行った後、かしわ台車両センターで塗装変更を含むリニューアル工事を行ってYNB化されました。
第2編成である10702Fは、10701Fと同じようにJR東日本長野総合車両センターで機器更新を行いましたが、塗装の変更は行われませんでした。まるで11000系のような外観でしたが、2024年4月にYNB化されて営業運転に復帰しました。
相模鉄道では2024年度の設備投資計画で、10000系3編成のリニューアルを公表しています。10702Fもそのうちの1編成だと思われます。10704Fは既にリニューアル済ですので、あと2編成がどうなるか楽しみであります。機器更新済の10703Fが有力な候補ということになるでしょう。
写真の10702Fは2002年3月に東急車輛とJR東日本新津車両製作所で完成したもので、10000系の1次車に相当します。10000系の1次車20両の投入により、2100系10両と6000系10両が廃車となりました。