2024/07/09

東急電鉄5050系4000番代(4112F)

東急電鉄では、東横線で既に実施している有料着席サービス「Q SEAT」を10両編成中の2両から1両に減らし、1両は普通車扱いとすることになりました。その一方で列車は増やしました。早くもサービスの見直しとなりましたが、8両編成から10連化された4112Fから4115Fまでの4編成体制には変わりがないようです。
新製されたQ SEAT車のエクステリアは濃い赤を採用しています。大井町線用ではオレンジ色にしていました。Q SEAT車はロング・クロス転換式となりますが、全席にコンセントを装備し、照明を暖色系としているのも大井町線用と同じ仕様です。シート部分には細かな改良を施しています。
まずはロングシートに固定した状態で営業運転入りしました。10両編成化とともに相鉄線直通対応工事も施行されましたので、2023年3月の相鉄線との相互直通運転開始後は相鉄線にも入線しています。
写真の4112Fは、2007年6月に東急車輌で完成した5166Fに、2022年6月に総合車両製作所横浜事業所で新製したデハ4512とサハ4412を組み込み、2022年7月に車両番号を変更したものです。新製された2両はQ-Seat車となり、当初は普通車として営業運転に使用されました。