2024/07/11

横浜高速鉄道Y500系(Y511F)

横浜高速鉄道Y500系は、2004年2月のみなとみらい線(横浜ー元町・中華街間)の開業に伴い48両(8両編成6本)を導入したものです。4M4Tの8両固定編成で、相互直通運転を行う東急東横線の5050系と共通の設計になっています。
車体は軽量ステンレス製で、みなとみらい線にちなんで「M」をシンボルマークとした青基調のデザインを施しています。車内の腰掛はバケットタイプのロングシートで色調は独自のもので、横浜の風物などを意匠に取り入れています。
主回路はIGBT-VVVFインバータで、補助電源装置はSIVを採用しています。台車はTS-1020A/TS-1019A、主電動機は出力190kWの誘導電動機を装備しています。集電装置はシングルアーム式のパンタグラフです。
写真のY511Fは2004年2月に東急車輌で完成したものです。みなとみらい線開通20周年の記念ラッピングを施してトレインとして営業運転に就いています。元町・中華街駅から先に留置用のトンネルを掘削しているなど、開通当時からの状況の変化を承けた動きも見られます。