中央快速線では2019年3月のダイヤ改正から、常磐緩行線~千代田線の相互直通運転から転用した209系1000番代2編成が営業運転に入っています。これはE233系へのグリーン車組み込み、トイレ設置工事に対応する予備車を確保するためです。
209系1000番代は千代田線での直通運用を考慮して6M4T編成となりました。これで中央快速線への転用が可能になったのかもしれません。客室内の仕様は0番代に準じたものとなっています。
制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のSC41D、主電動機は主力95kWのMT73、補助電源装置はGTO-SIVのSC37Bを装備しています。台車はDT61G・TR246L、冷房装置はAU720Aです。2014年2月にパンタグラフをPS21形からシングルアーム式に換装しています。
写真のトタ81編成は1999年8月に東急車輌で完成し、マト81編成として松戸電車区に新製配置されたものです。大宮車両センターで転用改造を受けたのち、2018年11月に豊田車両センターに転属しました。