2012/08/13

相模鉄道9000系(9704F)

相模鉄道9000系は、日立製作所製の8000系を基本として1993年から2001年にかけて東急車輌で製造された電車です。ほぼ同等の車両を2系列並行して製造したのは、非常に珍しいといえるでしょう。
8000系と同じく、アルミ製の幅広車体を採用していますが、デザインは新しくなり、先頭車の連結器にはカバーがかけられているので印象が異なります。また車体幅が8000系より30mm小さい反面、客室内は床面を10mm下げ、天井高さを20mm上げ、車内の蛍光灯も1両につき4灯増設されています。
8000系と9000系とも中間車の一部に向い合わせの座席を採用しております。私も横浜ー海老名間を通勤で利用していたことがありますが、帰宅時の向い合わせの座席は有難かったですね。急行は二俣川ー横浜間ノンストップですから、より早く感じられました。
写真の9704Fは、1996年1月に東急車輌で完成したもので、9000系の3次車に相当します。私が通勤で利用していた頃、ちょうどピカピカの新車だったわけです。当時は6000系も現役で、珍車の3050系も走っておりました。

2012/08/12

相模鉄道8000系(8713F)

相模鉄道8000系電車は1990年から99年にかけて、老朽化が進んでいた6000系電車の置換えを目的として導入されました。120両(10両編成12本)が製造される予定でしたが、3050系が相模大塚駅構内での事故のため廃車となり、もう1編成追加して製造されました。
3050系電車というのは、もとは戦災復興を目的として供与された国鉄63形を起源とする3000系を、1964年から66年にかけて旧6000系と同等の車体に乗せ換え、さらに1986年から87年にかけて冷房改造と同時に主回路をVVVFインバータに換装したという電車でした。
こうして130両が揃った8000系でしたが、2004年に8707Fがレール削正車と衝突事故を起こしてしまい、2006年に廃車となってしまいました。いまでは当初の計画と同じ120両が在籍しています。
写真の8713Fは、1999年9月に日立製作所で完成したもので、8000系の7次車に相当します。先述の通り、3050系の代替として追加製造されたものです。7次車では新製時からシングルアーム式パンタグラフを装備しています。

相模鉄道8000系(8703F)

相模鉄道の電車の新塗装は、2007年4月22日から会社創立90周年の記念事業として採用されたものです。このブルーとオレンジを取り入れた新塗装は、相鉄バスにも採用されております。
8000系で一番初めに新塗装化されたのは、この8703Fで2007年10月から新塗装で走っております。新塗装化される前は、車両番号をプレート表記していたそうです。
相模鉄道の新塗装は、さわやかでデザインとしてはよくできていると思いますが、8000系についていえば、旧塗装のほうが似合っていると思います。それだけ製造当初の完成度が高かったのではないでしょうか?
8703Fは1991年3月に日立製作所で完成したもので、8000系の2次車に相当します。2007年10月に新塗装化されてからも、方向幕をLEDに換装し、2011年2月にはドアを交換したりと手を加えられております。
【撮影:佐野次郎 2012.8.5 鶴ヶ峰ー西谷間】

2012/08/11

相模鉄道8000系(8702F)

相模鉄道8000系電車は、「21世紀に向けた」車両として、1990年に登場しました。現在の最新形である11000系とひとつ前の10000系は、それぞれJR東日本のE233系、E231系をベースにしていますから、8000系と9000系が相鉄オリジナル車両の頂点ともいえる電車でしょう。
登場後20年を過ぎている8000系ですが、通勤電車としてはスピード感を強調したデザインは新鮮さを失ってはおりません。車体幅は新6000系と同様の2.930mmとして、裾絞りの車体断面となっています。これで客室面積を拡大して収容力を高めているわけです。
主回路はVVVFインバータ制御を採用しています。電動車の比率を高めて編成全体では新7000系のVVVF車に比較して25%出力が向上しております。また車両情報制御装置が装備されて、車内にも行先案内が表示されるようになりました。
写真の8702Fは1991年3月に日立製作所で完成したもので、8000系の2次車に相当します。行先表示はLED化され、パンタグラフもシングルアーム式に換装されていますが、塗装はオリジナル塗装を維持しております。

2012/08/08

相模鉄道7000系(7715F)

割合にゆっくりしたペースで進んでいる相模鉄道の新塗装化ですが、新7000系については既に6編成のうち4編成が新塗装となり、カラー帯のみの取替で容易に新デザインになった10000系を除いてはもっとも新塗装化が進んだグループとなっています。
7000系のオリジナルタイプについては、ご存じの通りデザインの変更を行いませんので、赤を基調とした飾り帯のまま最後まで使用されるでしょう。
私個人の意見としては、この新塗装は爽やかでいいと思っています。なかでも新7000系には一番よく似合っているように思います。8000系・9000系はオリジナル塗装が似合っていると感じております。
写真の7715Fは1987年3月に日立製作所で完成したもので、7000系の13次車に相当します。主回路は抵抗制御で6両+4両の10両編成でした。2011年8月に4両+4両の8連に短縮され、新塗装化されています。

2012/08/06

相模鉄道7000系(7751F)

相模鉄道7000系電車は、新6000系の走行機器に2100系や5000系(いずれも既に廃車)と同様のアルミ製車体を組み合わせたような電車で、1975年から1989年までの間に15次にわたり大小の仕様変更を繰り返して製造された電車です。
1986年3月に完成した12次車以降は、先頭部のデザインが大きく変更され、新7000系と呼ばれております。新7000系と呼ばれるグループは60両が製造されました。
新7000系の中でも、主回路が抵抗制御であるものとVVVFインバータであるもの、10両貫通編成のものと6両+4両または5両+5両に分割できるものと仕様に差異があります。
写真の7751Fは1988年4月に日立製作所で完成したもので、7000系の14次車に相当します。主回路はVVVFインバータ制御で、5両+5両で10両編成を構成しております。

2012/08/05

相模鉄道7000系(7753F)

夏は暑いのがあたりまえで、「暑い」といったところで涼しくなるわけでもないのですが、今年の暑さは尋常ではないですね。なにかこう体を締め付けるような刺激を感じます。
とはいうものの、抑え気味にしながらも私は撮り鉄に出かけます。今日は定番の西谷第2踏切に行ってきました。半年以上の間隔をあけての訪問です。
西谷駅もそうですが、周辺についてもJR線への直通工事を控えて資材を積んだり、土地を確保したりと変化しつつあることがうかがえます。写真を撮れるのも今のうちなのかもしれません。
写真の7753Fは、1989年5月に日立製作所で完成したもので、7000系の15次車に相当します。主回路はVVVFインバータ制御になっています。また2012年6月に新塗装化されております。