小田急8000形の第一陣が登場したのは1982年ですから、国鉄~JRの201系や東急8500系・8090系、東武10000系、京成3600形、京王6000系、京急800形などが同世代の車両といえるでしょう。
東急8500系などステンレス製の銀色の電車も増えてはいましたが、201系など塗装を施した電車もまだまだ製造されていました。特急用の185系もそうですが、入念な防腐対策により長く活躍した電車も多く存在しました。
写真の8061Fは、川崎重工で1986年11月に完成したもので。4連の4次車に相当します。2013年10月に小田急エンジニアリングで、車体修理とSic素子を用いたVVVFインバータ制御装置への換装、主電動機の換装、ブレーキ装置の電気指令式への変更などが行われました。
【撮影:佐野次郎 2018.11.6 百合ヶ丘ー読売ランド前間】
過去の記事から
中央快速線201系
京葉線201系〈ケヨK3+K53編成〉
東急大井町線8090系(8091F)
東武東上線10000系〈11802F〉
京成3600形〈3668編成〉
京浜急行800形(821編成)