2019/03/19

小田急電鉄8000形(8061F)

JRや地下鉄を中心とする首都圏の通勤電車は、80年代後半からステンレス製の銀色の車体の電車が多くなり、現在では塗装を施したスチール製の電車は少数派となっています。京急の800形や、小田急の8000形がすぐに思いつく型式ですが。
小田急8000形の第一陣が登場したのは1982年ですから、国鉄~JRの201系や東急8500系・8090系、東武10000系、京成3600形、京王6000系、京急800形などが同世代の車両といえるでしょう。
東急8500系などステンレス製の銀色の電車も増えてはいましたが、201系など塗装を施した電車もまだまだ製造されていました。特急用の185系もそうですが、入念な防腐対策により長く活躍した電車も多く存在しました。
写真の8061Fは、川崎重工で1986年11月に完成したもので。4連の4次車に相当します。2013年10月に小田急エンジニアリングで、車体修理とSic素子を用いたVVVFインバータ制御装置への換装、主電動機の換装、ブレーキ装置の電気指令式への変更などが行われました。
【撮影:佐野次郎 2018.11.6 百合ヶ丘ー読売ランド前間】

過去の記事から
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