東京メトロ7000系は、もともと営団地下鉄有楽町線用として、1974年度から89年度にかけて340両(10両編成34本)が製造されました。副都心線で共用されるようになる過程で180両(10両編成6本・8両編成15本)に整理されました。
チョッパ制御からVVVFインバータ制御への更新など大掛かりな改造を受けましたが、いよいよ後継となる17000系が導入されることになり、引退が見えてきました。10000系の増備ではなく、新形式が起こされることになったのも時代の流れでありましょう。
写真の7103Fは、1974年3月川崎重工で完成したもので、当時は5両編成でした。1983年6月に中間車5両が川崎重工で完成し、10両編成になりました。2007年7月に副都心線対応工事が完了し、現行の8両編成となっています。
【撮影:佐野次郎 2019.9.23 都立大学ー自由が丘間】
過去の記事から
東京メトロ千代田線6000系(6134F)
東京メトロ半蔵門線8000系(8103F)
有楽町・副都心線10000系(10101F)