2011/11/04

東京地下鉄10000系(10101F)

東京メトロとしては、初めての新形式となった有楽町・副都心線用の10000系電車は、東西線用05系13次車を基本として設計されたものです。
車体はアルミ車体の、ダブルスキン構造を採用しています。10000系は、いわゆる日立製作所のA-TRAINシリーズの電車であり、西武30000系や東武50000系などの仲間が存在しています。それにしてもずいぶんと丸みを帯びたデザインだと思っていましたが、レトロ調だそうですね。
主回路はIGBT-VVVFインバータ制御を採用しています。05系13次車と同様に、10両編成で5M5Tとしています。この構成は半蔵門線用8000系のVVVFインバータ化改造車などにも取り入れられていますね。
写真の10101Fは、2006年8月に日立製作所で完成したもので、10000系の1次車に相当します。60両が製造された10000系の1次車は、副都心線開業前の2006年9月から、有楽町線で営業運転を開始しました。