5000系は東横線用の5050系と比べると、車体幅が2.778mmと20mmだけ狭いのですが、緑色だった帯を5050系と同様にピンクにしてしまえば、見分けがつきません。また今のところ副都心線乗り入れ対応工事を施行された編成はありません。
むしろ座席や壁・床が青系統でまとめられている客室のほうが、5000系の特徴としてはわかりやすいところです。ちなみに5050系の座席は赤です。さらにいえば5050系には、田園都市線用の4ドア組み込みによって捻出された中間車が一部に組み込まれており、これらの車両の客室は青系統です。
写真の5121Fは2009年4月に東急車輛で完成しました。田園都市線で10両編成で営業運転を行ってのち、2010年7月末から東横線での営業運転を開始しています。
過去の記事から
田園都市線在籍当時の5121F