2011/11/05

東京地下鉄15000系(15101F)

東京メトロ東西線では、近年も沿線人口が増加しており、朝ラッシュ時の列車遅延が慢性化しておりました。対策として遅延が発生している西船橋から茅場町方面に向う茅場町7:54~8:36着の15運行に対してワイドドア車を充当することになりました。
15運行を賄うための車両は定期検査や工事などを考慮すると18編成が必要になりますが、既に05系のワイドドア車が5編成ありますので、新形15000系電車を13編成投入することになりました。
15000系は、05系13次車をベースにしたアルミニウム構造のダブルスキン鋼体を採用しています。システム的には共通点の多い有楽町・副都心線用の10000系とは異なり、車内貫通路も全面ガラスではなく通常の扉としています。また座席のモケットは青系統になりました。
写真の15101Fは、2010年4月に日立製作所で完成したものです。15000系の投入に伴い、同数の05系のチョッパ制御車が廃車となります。既に一部の車両はインドネシアに渡って、再起しています。