地方交通線については、沿線の人口密度も低く、もともと限定された需要しか見込めないので、経営的には厳しい路線がほとんどでした。民鉄についても経営に行き詰まり、廃止となる路線が出ています。
地方交通線の主力となっていたのが、いわゆるディーゼルカーですね。両運転台で1両でも走れるものや、勾配路線向けに2エンジンにしたもの、酷寒の北海道でも走れるよう対策を施したものなどなど・・・バリエーションも豊かでした。
写真のキハ48036は1956年に東急車輌で完成したものです。称号改正により1957年にキハ11-26号となりました。
【撮影:佐野次郎 2011.6.9】