2011/11/20

リニア・鉄道館キハ48036

いまからおよそ四半世紀まえ、国鉄の分割・民営化が行われました。その中でも大ナタを振るわれることになったのは貨物輸送と地方交通線でした。
地方交通線については、沿線の人口密度も低く、もともと限定された需要しか見込めないので、経営的には厳しい路線がほとんどでした。民鉄についても経営に行き詰まり、廃止となる路線が出ています。
地方交通線の主力となっていたのが、いわゆるディーゼルカーですね。両運転台で1両でも走れるものや、勾配路線向けに2エンジンにしたもの、酷寒の北海道でも走れるよう対策を施したものなどなど・・・バリエーションも豊かでした。
写真のキハ48036は1956年に東急車輌で完成したものです。称号改正により1957年にキハ11-26号となりました。
【撮影:佐野次郎 2011.6.9】

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