節電ダイヤによって運転が見合わされていた、東急東横線の日比谷線直通列車も9月から運転が再開されました。再び東横線内で1000系や東京メトロ03系の走る姿を見られるようになったというわけです。
1000系は、9000系を18m・3扉に縮小したような電車ですが、ドア間の窓が3連窓になっていたり、正面の行先、列車種別、運行番号の各表示をまとめて黒で縁取っているという相違点があります。先代7000系の後継車両で、まず日比谷線直通列車に投入されました。
現在日比谷線直通列車は、中目黒ー菊名間に毎時2本運転されていますが、東横特急の運転開始までは毎時4本運転されていました。もともとは中目黒ー日吉間の運転でしたね。
写真の1001Fは1988年12月に東急車輌で完成したもので、1000系の1次車に相当します。1000系にも上田電鉄や伊賀鉄道など地方私鉄に移籍した仲間が出ていますね。