600形の登場は1994年になります。既に30年を経過しているわけですから早いものです。当初は全席クロスシートで登場しました。当時は首都圏の外延化がまだ進んでおり三浦半島方面などからの長距離を利用する乗客へのサービスを意識したものだと想像しています。
主回路はGTO-VVVFインバータのRG627B-M、主電動機は出力120kWのTDK6160-A1、換装前のSIVはSVH-85-461A-Mです。台車はTH-600M・TH600T、冷房装置はCU71F-G2を装備しています。
601編成は1994年3月に東急車輌で完成しました。2007年12月にロングシート化、2009年8月に車体更新、2012年11月にトレインビジョンの設置が行われました。車体更新時にワイパーカバーを切り抜いた現行のスタイルとなっています。