2012/12/16

京浜急行電鉄1000形(1301編成)

1000形の6両編成は11次車で初めて登場したもので、1978年から普通列車用に運用されていら800形が経年30年を経過したことから導入されたものです。6両編成で4M2T、車番は1300番代の連番とされました。
6両編成は、併合なしの単独編成として使用するため電気連結器を装備しておりません。車両構成は8両編成または4両編成に変更可能なよう考慮されており、4両編成の中間にT車を2両入れたような編成になっています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータのRG-694-A-M、主電動機は出力155kWのTDK-6162-A、補助電源装置はIGBT-SIVのIVN153-F0です。台車はTH-2100BM/TH-2100BT、集電装置はPT7117-A、冷房装置はCU71H-G1を装備しています。
写真の1000形1301編成は2011年4月に川崎重工で完成したものです。6連タイプのトップナンバーに相当する編成です。11次車では1307編成・1313編成とあわせて6両編成3本と8両編成1本(1145編成)が製造されました。