2012/12/30

京浜急行1000形(1409編成)

京浜急行電鉄の主力となっている1000形(2代目)電車は、2001年度から先代1000形の置換え用として導入されました。2100形の車体と主要機器構成を基本として、片側3扉で都営地下鉄浅草線直通規格を満たした車両となっています。
車体については、サービス改善に配慮しながら、段階的なコスト削減と改良が加えらています。写真の1409編成は2次車に相当し、側窓を上方に拡大して、1次車で2連窓から仕切りをなくした大型の1枚窓としております。
1次車では機器構成を8両編成と4両編成から、6両編成を組成できるように考慮していましたが、2次車では組み替えを考慮しないことになりました。そのため1次車では2両に1台ずつ搭載してい集電装置・蓄電池・補助電源装置を1両1台に集約し、コスト削減を図っております。
写真の1409編成は、2003年7月に東急車輌で完成したもので、先述の通り2次車に相当します。また2次車では行先表示器にローマ字を併記して、外国からの利用客に配慮しています。
【撮影:佐野次郎 2012.4.30 追浜ー京急田浦間】