2012/12/22

交通科学博物館233号

つい先日、JR西日本が梅小路蒸気機関車に隣接して鉄道博物館を建設して両館が一体運営されることになるという発表がありました。完成は2016年で大阪・交通科学博物館の展示車両も移転することになるそうです。
大阪環状線の弁天町駅に隣接している交通科学博物館は、1961年4月の大阪環状線全線開通を記念して、1962年1月に開館しました。1993年と2002年には大規模なリニューアルを行い、屋外の展示車両には屋根が設けられました。
京都にできる新しい博物館ですが、C62形が3両になったり、D51形の1.2号機が続き番号となったり、保存車両の重複が気になるところです、できれば廃棄処分することなく、後世まで大事に保存してほしいものです。
写真の230形233号ですが、1904年に汽車製造で完成したものです。230形は民間会社による国産蒸気機関車の第1号という記念すべき形式です。1902年から1909年にかけて41両が製造され、官営鉄道・北越鉄道・北海道鉄道に納入されました。
【撮影:佐野次郎 1992.1.14】

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