2017/05/04

西武鉄道40000系(40102F)

西武鉄道では、2016年度から30000系に続く新形通勤車両として40000系を製造し、2017年春から営業運転に投入しました。この車両は、経年が進んだ2000系の代替として製造されたものです。
40000系の車体は、アルミ合金製でリサイクル性を高めるために同一の合金を使用する「モノアロイ化」を極力進めています。座席は初年度の2編成については、ロング・クロス転換機構を備えて、様々な用途に対応可能としております。
40000系の主回路は、IGBT-VVVFインバータ制御で、主電動機には最新のPMSM(永久磁石同期電動機)を採用し、効率の向上と保守の軽減を図っております。また列車情報管理装置(S-TIM)を採用して自動化を推進しております。
写真の40102Fは、2016年12月に川崎重工で完成したものです。元町・中華街~西武秩父間を結ぶ座席指定列車「S-TRAIN」として走る姿を記録しました。40000系は2016年度から4年間で80両が製造される予定です。
【撮影:佐野次郎 2017.4.29 白楽ー妙蓮寺間】

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