2017/05/19

相模鉄道新7000系(7713F)

1986年3月に完成した7000系12次車からは、先頭部のデザインと側面の帯デザインが変更されたため新7000系と呼ばれています。1989年までに4次にわたり60両が製造されました。
先頭部は切妻構造を基本としていますが、下端が少し傾斜しています。前面は額縁状のデザインで、前面窓・行先表示器を1段低くしたブラックの面上に配置しました。また貫通路は非常用となり、幌枠も省略され目立たなくなりました。
車内には車内案内表示器が取り付けられました。コンピュータで列車の運行種別と停車駅等を表示するもので、1両につき前後の貫通路上部と乗降口上部の二か所ずつ、計四か所に取り付けられました。
写真の7713Fは、1986年3月に日立製作所で完成したもので、7000系の12次車に相当します。2007年12月に新標準塗装に塗り替えられました。国鉄~JRの205系電車、江ノ電の1500形などと同世代の電車ということになります。
【撮影:佐野次郎 2017.5.14 西谷ー上星川間】

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