2019/01/05

東急大井町線8500系(8638F)

私にとって東急の印象というのは、ときどき桜木町駅で見かける銀色の電車というのが出発点です。はじめて見たのは昭和50年代前半でしょう。野毛山動物園やゴールデンセンター(現在のぴおシティ)への行きかえりだと思います。
当時の国電桜木町駅は、寒々とはしていましたが、天井も高く広々とした構内であったように記憶しています。多摩川園に行ったときにいよいよ東横線に乗ったのですが、スカイブルーの根岸線103系に慣れた目には、東急の銀色は新鮮でした。
東横線でも8000系が長らく主力で、最初は銀色一色でした。新玉川線用の8500系は、正面に赤帯一本入っただけで、なんとなく特別な電車のような気がしました。のちには8000系にも赤帯が入り、更新修繕でさらに帯が追加されたのですが。
写真の8638Fは1986年9月に東急車輛で完成したものです。大井町線での8500系の使用も田園都市線からの2000系の転用により、近々終焉を迎えることになりそうです。2000系は9020系への改番も行われるようで、その動向が注目されます。
【撮影:佐野次郎 2018.12.23 等々力ー尾山台間】

過去の記事から
東京急行電鉄 1992年
東急大井町線2000系(2003F)

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