2019/01/08

東武鉄道200系(207F)

東武鉄道の特急電車といえば、日光・鬼怒川に向かうスペーシアがまず思い浮かびますが、前任の1720系DRCの台車などを再利用して製作された200系電車が、現在も「りょうもう」号に使用されています。
東武鉄道では、走行装置を再利用して車体を新しくするという手法が、長きにわたり取られてきましたが、6050系・200系といった電車がそのラストを飾るものとなりました。通勤型でもかつては、車体更新の手法がとられていました。
東武鉄道も100系「スペーシア」、200系・250系、500系「リバティ」と特急電車にバリエーションがあります。小田急ロマンスカーに近い充実度といえるのではないでしょうか。
写真の207Fは、1997年2月に東急車輌で1720系の改造名義で完成したものです。200系の第一編成である201Fの完成は1990年11月で、30年近い車歴となります。200系の後継についても具体化が近いのではないかと思います。
【撮影:佐野次郎 2019.1.3 せんげん台ー大袋間】

過去の記事から
東武博物館1720系
東武鉄道100系〈109F〉
東武鉄道250系(251F)
東武鉄道500系(505F)