2019/01/04

東京急行電鉄9000系(9001F)

東急大井町線の主力車両である9000系電車は、15編成が在籍していますが、1986年から91年にかけて当初から5両編成で大井町線に投入された9007Fを除いて東急東横線に8両編成で新製投入されました。
東横線に9000系を投入することで、東横線でも使用されていた8500系を新玉川・田園都市線に転用し、また8090系を5連化して大井町線に転用して、7000系・7200系を目蒲・池上線に転用して先代3000系・5000系の代替が行われました。
東横線では、急行・各停を問わず使用され、新設された特急にも使用され、みなとみらい線への乗り入れも果たしました。2009年から2013年にかけて14編成が5連に短縮されて、大井町線に転用され、8090系・8590系の代替が行われました。
写真の9001Fは1986年3月に東急車輌で完成したもので、9000系の第1編成に相当します。2013年6月から大井町線で使用されていますが、5連への短縮・方向幕のLED化・集電装置のシングルアーム式パンタグラフへの換装が行われています。