山手線にE235系電車を投入することで余剰となるE231系500番代は、中央・総武緩行線に転用されています。それで余剰となる中央・総武緩行線の209系500番代・E231系は川越・八高線と武蔵野線に転用されます。
武蔵野線では、中央・総武緩行線から8編成の209系500番台が転用されました。2010年から11年にかけて京葉線から転用された3編成とあわせて、11編成の209系500番代が活躍を続けることになりました。
209系500番代は、1998年から2000年にかけて中央・総武緩行線で使用されていた103系電車を置き換えるために10両編成17本が製造されたものです。私としては2000年から2009年にかけて最大5編成が京浜東北・根岸線で活躍していたのが印象深いです。
写真のケヨM75編成は、2000年1月に新津車両製作所で完成し、習志野電車区に新製配置されたものです。車両基地統廃合で三鷹電車区C512編成となりました。2019年4月に秋田車両センターで機器更新・武蔵野線転用工事を終え、京葉車両センターに転属しました。