2019/08/28

E233系2000番代(マト4編成)

常磐線の各駅停車は、東京メトロ千代田線と相互直通運転をしており、初代は103系1000番代、続いて203系電車を使用しておりました。203系と試作車的位置づけで1編成のみ在籍していた207系900番代を代替したのが、E233系2000番代です。
常磐線の電車は、もともと千代田線の終点となる代々木上原までの運転で小田急線には乗り入れていなかったのですが、2016年3月のダイヤ改正から小田急線に乗り入れるようになりました。同時に小田急4000形も常磐線に乗り入れるようになっています。
それまでは常磐緩行線の車両を撮影しようと思ったら、金町駅あたりまで出る必要がありましたが、今では小田急線内で撮影できます。もっとも向ヶ丘遊園までが基本的な運転区間なので撮影場所は限定されますが。
写真のマト4編成は、2010年9月に東急車輌で完成し、松戸車両センターに新製配置されたものです。E233系2000番代は、地下鉄乗入れ用という特殊な目的のため、E233系の中では唯一拡幅車体を採用せず、前面デザインも貫通路を設けるための独自のデザインです。


過去の記事から
203系100番代〈マト67編成〉
207系900番代〈マト71編成〉
小田急電鉄4000形(4066F)