2019/08/24

京浜急行新1000形(1661編成)

京浜急行新1000形は、2017年度の増備車からステンレス車体に塗装を施すようになりました。無塗装化によるコストダウンがステンレス車体採用のメリットの一つですから、これは珍しい事例だといえます。
2002年から2006年にかけて製造された新1000形は、アルミ車体に塗装を施していますが、普通鋼製の車体と外観からは区別がつきません。新1000形のステンレス車への塗装については、塗装の質感が少し違うように思います。
それはエナメルっぽい、光沢を帯びた塗装のように見えます。車端部のクロスシートが復活したことともあわせて、車両としての魅力はより高まったといえるでしょう。狙い通りに京急のイメージアップに貢献できる車両といえますね。
写真の1661編成は、2019年3月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。1661編成の就役に伴い、800形827編成が入れ替わりに廃車となりました。新1000形は増備が長期間に渡るため、既に初期製造車の更新が始まっています。
【撮影:佐野次郎 2019.7.19 生麦駅】

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