2018/09/08

京浜急行800形(827編成)

京浜急行800形も現時点では5編成30両が残るのみとなり、2018年度の設備投資計画に盛り込まれた新1000形42両の増備により引退することになりそうです。4扉の800形の引退により、横浜など5つの主要駅でホームドアの整備が進められます。
800形は地下鉄には乗り入れず、京急線内でのみ使用されますので、前面に貫通路もありません。このような形式は今後は製造されず、1500形・新1000形の6両編成が普通列車の主力として活躍することでしょう。
また800形は単独で運転され、他形式とは併結運転を行わない形式でもあります。客室内に扇風機を備えているのも京急では800形が最後になりました。現在となっては珍しい装備ですね。
写真の827編成は、1986年8月に川崎重工で完成したものです。同時期に製造された826編成と同様に、当初から6両固定編成になっています。800形の最終増備車で2000形、1500形の仕様を一部盛り込んでいます。
【撮影:佐野次郎 2018.8.12 京急富岡ー杉田間】

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