2018/09/29

京浜急行新1000形(1081編成)

京急新1000形の2007年以降に完成した車両は、アルミ合金製の車体をステンレス車体に変更しました。機器・車内レイアウトなども見直され、高性能・高品質とともにコストダウンを図っています。
ステンレス車体を採用しましたが、窓下のラッピング面積が比較的広くとられ、京急の電車というイメージを維持しています。また前面のワイパーカバーは廃止され、形式名の1000はステッカーにより表現されております。
車内は車端部のクロスシートをやめて、すべてロングシートとなりました。また先頭車のレイアウトの見直しにより、運転台に隣接した座席はなくなっています。主回路機器は、IGBT素子を採用したVVVFインバータ制御ですが、国産品に回帰しました。
写真の1081編成は、2008年1月に東急車輌で完成したものです。新1000形ステンレス車の8両編成は原則として東急車輌~総合車両製作所横浜事業所で製作され、主回路機器は三菱製となっています。
【撮影:佐野次郎 2018.9.5 屏風浦駅】

0 件のコメント:

コメントを投稿