さいわいにして混雑するのとは逆の利用でしたので、ゆったりと利用していましたが、逆方面は大変な混雑だと感じました。浦安を筆頭に沿線の開発が進み、旺盛な輸送需要があるのが伺えました。
東西線では混雑への対応策として、出入り口の寸法を拡げたワイドドア車を1991年から一部に取り入れています。この頃に登場した多扉車のほとんどが使命を終えている中、東西線では新型15000系でもワイドドアを採用しています。
写真の05116Fは、1992年4月に川崎重工で完成したもので、ワイドドアを本採用した05系の5次車に相当します。2015年4月には大規模修繕を受け、制御装置や車内設備を更新しています。あわせてラインカラーの帯のデザインも新しくなりました。
【撮影:佐野次郎 2019.8.15 高円寺駅】
東西線05系〈05105F〉
東西線05系(05117F)
東西線15000系(15101F)