2019/09/15

東京メトロ東西線07系(07103F)

私が東西線を通勤に利用していたのはごく短い期間で、撮影にも出かけていない頃でしたが、有楽町線用に製造された07系が東西線に転用されていたことには気がつきました。丸みを帯びた正面形状は駅でも目立ちました。
7000系が長期に渡って製造された有楽町線でも個性的なスタイルの07系は目立ったと思いますが、34編成が製造された7000系に比べて、6編成の07系は1編成だけが製造された千代田線の06系同様の少数派ということになります。
車両を共用する副都心線整備に伴い、有楽町線にもホームドアを導入することになり、扉位置が異なる07系は有楽町線では使用できなくなりました。そこで東西線に5000系代替と輸送力増強を目的として転用されたわけです。
写真の07103Fは、1994年9月に日本車輌で完成したもので、07系の2次車に相当します。2006年11月に東西線に転用され、2018年8月にB修繕を受けています。B修繕の施行により、行先表示がフルカラーLEDになるなどの変化が見られます。
【撮影:佐野次郎 2019.7.16 阿佐ヶ谷駅】

過去の記事から
千代田線06系〈06101F〉
東西線07系(07102F)