2019/09/07

小田急電鉄30000形(30251F)

小田急のロマンスカーの中で最古参の車両となるのが、1996年から99年にかけて70両(6両編成・4両編成各7本)が製造された30000形になります。まだまだ新しい車両だと思っていましたが、既に20年以上活躍しており時の流れの早さを感じさせられます。
小田急のロマンスカーでは、1957年に登場した先代3000形以来、3100形・7000形・10000形と続いた連接車をやめて、一般の通勤車・御殿場線直通用の20000形と同様のボギー車となりました。
車体も高くなり、天井高のある広々とした空間が作り出されました。箱根に向かう行楽輸送だけでなく、着席通勤のニーズに対応して新しい市場を開拓した車両ともいえます。60000形では地下鉄乗入れを実現して多目的ロマンスカーをさらに発展させました。
写真の30251Fは、1996年1月に日本車輌で完成したもので30000形の1次車に相当します。2016年12月に日本車輌でリニューアル工事を終え、車体改修・照明のLED化、走行機器の換装による信頼性の向上と更なる省電力化が行われました。
【撮影:佐野次郎 2019.8.16 梅が丘駅】

過去の記事から
小田急30000形(30051F)リニューアル前
https://sanojiro.blogspot.com/2011/09/3000030051f.html
小田急30000形(30054F)
https://sanojiro.blogspot.com/2012/10/3000030054f.html
小田急電鉄30000形(30057F+30257F)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/08/3000030057f30257f.html

0 件のコメント:

コメントを投稿