2019/11/10

西武鉄道20000系(20153F)

西武鉄道20000系は、1999年から2005年にかけて144両が製作されたものです。東武鉄道50000系や東京メトロ10000系などと同じく、日立製作所のATrainシリーズに含まれる車両で、側面の質感や座席などに特徴がよく現れていると思います。
西武としては、新2000系の大量増備の後は、地下鉄乗入れ用の6000系の増備に注力し、地上線専用としては9000系を8編成導入していました。新2000系の後継という意味も込めて20000系という系列名が与えられたようにも感じます。
ラインカラーの帯は6000系と同様にブルーとしています。イエロー塗装は9000系が最終となったわけです。20000系に続く30000系・40000系はブルー基調ですが、彩色は20000系とは異なっています。
写真の20153Fは2000年12月に完成した8両編成で、20000系の2次車に相当します。20000系は10両編成・8両編成がそれぞれ8本ずつ製造されました。またそれぞれ半数ずつを池袋線・新宿線に配置しているようです。
【撮影:佐野次郎 2019.9.2 東長崎ー椎名町間】

新宿線20000系〈20104F〉
池袋線20000系〈20152F〉
新宿線20000系〈20156F〉

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