40000系の最大の特徴は、運転台からの操作で、腰掛を特急電車のような進行方向向きと、一般の通勤電車と同様の通路向きに変換できることです。この機能を備えていることにより座席指定列車「S-TRAIN」の運行が可能になりました。
20000系・30000系は日立製作所のATrainシリーズでしたが、40000系は川崎重工製となっています。アルミ製の車体ですが、車体断面は30000系のような丸みを帯びたものではなく、20000系同様に側面はフラットになりました。
写真の40101Fは、2017年1月に川崎重工で完成したもので40000系の1次車に相当します。車内広告にデジタルサイネージを採用しているのも特徴の一つです。40000系の2019年度の増備車は可変座席は備えずに一般的なロングシートになるそうです。
【撮影:佐野次郎 2019.9.2 東長崎ー椎名町間】
過去の記事から
西武鉄道40000系(40102F)
https://sanojiro.blogspot.com/2017/05/4000040102f.html
新宿線30000系〈38101F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/05/3000038101f.html
池袋線30000系(38107F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/09/3000038107f.html
東上線50090系(51096F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/05/5009051096f.html
京王線5000系(5735F)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/09/50005735f.html
東急大井町線6000系(6102F)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/08/60006102f.html
東急大井町線6020系(6121F)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/12/60206121f.html