2011/09/19

西武鉄道30000系(38107F)

西武池袋線で、一番新しい電車が30000系電車で3扉車の101系・301系の取替を目的として2007年度から導入されています。
西武鉄道の通勤電車では初めて裾絞りの車体を採用しました。裾絞りの車体を採用することで、従来の車両よりも車体の幅を130mm拡大した2.930mmとすることでき、定員の増加を図っています。JR東日本でも209系500番台以降、E233系に至るまで最新の電車は地下鉄乗り入れ用を除いて裾絞りの車体を採用していますね。
また30000系は、丸みを強調した特徴のあるデザインを採用しています。吊革も「たまご」をイメージした丸いものを採用していますから細かいところまで凝っています。車両間の扉は全面ガラス張りで、現代的な印象を受けます。
写真の38107Fは2009年12月に日立製作所で完成したものです。現在池袋線の30000系は小手指車両基地に46両(8両編成5本・2両編成3本)が在籍しております。