首都圏の通勤電車は、1985年の山手線での205系電車導入をきっかけとして、四半世紀を経た今「銀色の電車」がほとんどとなりました。
今では塗装を車体全面に施した通勤電車はずいぶんと少なくなりました。それでも京浜急行の「赤い電車」や、西武鉄道の「黄色い電車」はかなり残っているといえるでしょう。
それにしても西武池袋線の3扉の電車もずいぶんと少なくなりました。4扉が主流の通勤電車の中で、なぜ3扉だったかというと、上り列車のお客のほとんどが終点池袋まで乗車するため、3扉で十分だったからだそうです。今では練馬で地下鉄にかなりお客が流れますので、4扉中心になってます。
写真の3003Fは、1983年11月に東急車輌で完成したものです。池袋線を走る3000系は32両(8両編成4本)となっております。