千代田線の6000系に対するVVVFインバータ化を伴う更新工事は、更新後20年以上の使用を目指して2004年から行われています。
主回路はIGBT-VVVFインバータ制御としております。主電動機は出力165KWの誘導電動機に換装し、編成は5M5Tと電動車比率を下げております。このため制御装置や電動機数を削減してコストを軽減しています。
外観についても細かいことですが、ドアのガラスが拡大されたこと、行先表示がLED化されたこと、クーラーが換装されたことなどの変化があります。
写真の6128Fは1981年9月に川崎重工で完成したもので、6000系の4次車に相当します。2004年6月に新木場CRでVVVFインバータ化工事を行っております。