2011/09/24

113系1500番代(マリS224編成)

幕張車両センターを基地として、外房線・内房線・総武本線・成田線・鹿島線の普通列車に活躍を続けてきた113系も去る9月1日で定期運用から退きました。9月23日にはさよなら運転の臨時列車が運転されましたが、撮影は大賑わいだったそうです。
113系といえば、東海道線・横須賀~総武快速線の主力として当たり前のように接していた電車ですが、房総地区からの引退によりJR東日本管内から完全に姿を消します。さすがに時代の流れというものを感じます。
113系1500番代とは、従来の113系に比べて座席の間隔を拡げた2000番台を基本として東京地下駅乗り入れ用のATC装置を付加したものです。113系の中でも、もっとも後期に製造されたグループであります。
写真のマリS224編成は、1978年2月に日立製作所で完成したものです。2011年7月に運用から退き、8月30日に廃車のため長野総合車両センターに回送されました。