2009/06/13

東上線10030系〈11643F〉

 10030系は、1988年に10000系の後継車両として第一陣が投入された。東上線の地上線でもっともよく走っている電車である。
 10000系と同様、軽量ステンレス製の車体に界磁チョッパ制御を採用しているが、ステンレス車体製作の技術の進歩により、よりすっきりとしたスタイルの電車になっている。また台車も当時主流となっていたボルスタレス車体を採用している。
 また同時期にVVVFインバーター制御を取り入れた10080系も導入されている。
 2007年度末現在で、10030系は364両、10080系は4両が在籍している。東武鉄道では、8000系に次ぐ勢力を保っている。

【撮影:佐野次郎 2009.8.16志木駅】