2009/06/13

東上線50000系〈51002F〉

 「人と環境にやさしい次世代型車両」を設計コンセプトとして、2004年に50000系が東上線に投入された。
 50000系は、東武鉄道の通勤形車両としてははじめてアルミ合金製の車体を採用している。車体を軽量化することにより消費電力を軽減することや、アルミ材質を極力共通化してリサイクル性を向上するなど環境負荷の低減に意を用いた電車である。
 8000系に代わる車両として大いに期待されたが、50000系は2007年度末現在でわずか20両が在籍するにとどまっている。
 有楽町線・副都心線乗り入れ用50070系や、「TJライナー」用50090系が実質的な増備車両ということになっているのだろう。
【撮影:佐野次郎 2009.6.13下赤塚駅】