2009/06/13

東上線50070系〈51071F〉

 早いもので副都心線が開業してから1年がたつ。渋谷・新宿・池袋という三大主要駅を擁するため客足の伸びも予想を遙かに越えるという。また定期外の利用客が多いということは、埼玉県から買い物に出る人が増えているのだろう。副都心線の急行に乗ると確かに地下鉄とは思えないほど速い。そのうえ空いている。買い物客も増えるわけである。
 東武鉄道が副都心線開業に備えて増備した最新型車両が50070系である。50000系を基本に、副都心線・有楽町線乗り入れに対応した車両で2007年度に第一陣が登場した。
 軽量アルミ車体に、IGBT素子を使用したVVVFインバーター制御を採用している。近年の通勤電車としては、一定以上の水準に達しているものと思われる。
 2007年度末現在で、50070系は40両が在籍している。 2012年に副都心線が東急東横線に直通するころには大きな動きがあると思う。
【撮影:佐野次郎 2009.6.13和光市駅】