2010/03/07

西武鉄道101系(1219F)

  西武鉄道の101系のオリジナルスタイルの前面を持つ車両も、いつの間にか武蔵境ー是政間を結ぶ多摩川線に16両〈4両編成4本〉が残るだけになってしまいました。
 このスタイルの101系も、池袋線などから新101系が転属してきて近いうちに引退するらしいですね。既に1本目の新101系の回送が行われています。
 いわば風前のともしびのオリジナル101系ですが、今日は雨でもあり武蔵境・新小金井の両駅では私の他に撮影している人はいませんでした。しかし引退直前ともなれば多くの人が訪れることになるのでしょう。
 先日、JR西日本のお座敷列車「あすか」の運行に際して、法律を無視してまで撮影を強行していた人がいたようです。法律や規範を無視すると「趣味」が「犯罪」になってしまいます。趣味は常識の範疇の中で心穏やかに楽しみたいものだとあらためて思いました。

4 件のコメント:

  1. 学生の時、サークルの仲間ととしまえんに行ったときに初めて西武線に乗りました。あれから20年(げげっ)、池袋勤務の時に西武沿線に移り住み、それが縁でずっと西武線を利用しています。(今の通勤は東武線だけど) 私の場合、新型車両が来るとついついうれしくなってしまいます。別に古っちい電車が嫌いな訳では無いけれど、通勤ではたかだか10分弱の乗車時間だが乗れるとラッキーって思っちゃいます。
    デジカメの普及のお陰か、鉄道写真を撮っている人は確実に増えてますよね。私が良く行く府中の競馬場にも馬を撮っている人がたくさんいます。どちらにしても電車や馬の邪魔になってはいけません。ルールは守ってもらいたいものです。
    よこやまリーンズ

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  2. よこやまリーンズさん、コメントありがとうございます。

    時の流れは早いですね。講義だバイトだサークルだと駆け回っている間にあっという間に卒業してしましたし、仕事にも無我夢中で入れ込んでいる間に中堅だとかベテランだとか云われるようになってしまいました。

    デジカメやカメラ付き携帯電話の普及で、鉄道写真を含めてものすごい勢いでデジタルデータが日々生まれています。フィルムの時代とは違いますね。

    鉄道写真を撮る人もケタ違いに増えたようですね。私は人が集まりそうなところは避けているのですが、それでも臨時列車などが通るところにでくわすと、たくさんの人がいます。目的の列車が通り過ぎると、クモの子を散らすように去って行かれますね。事前に情報誌などで時間を調べてピンポイントで撮影する人が多いようです。

    私は独断で、普段通りの電車を撮影します。府中の京王競馬場線は古い電車が走っているので、撮影を考えてます。

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  3. 西武線といえばこの写真のような電車が今でも走っていると思ってましたが、もう引退間近なんですね。
    首都圏の通勤電車から遠距離の特急電車、新幹線に至るまで最近は電車が新しく入れ替わるのが早い気がします。歳をとって1年が早く感じるようになったからでしょうか。

    佐野さんの写真、どれもさりげなくナナメ前から撮っているようですが、実は必ずフレームに全編成が収まっている事に最近気づきました。この4両編成の西武電車でも、15両編成の総武快速線でも、フレームの中にバランス良く収まっているのを発見した時は『さすが』と驚きました。相当の根気と技術が必要ですよね。趣味もここまで極められるとすごいと思いました。

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  4. irifujiさん、コメントありがとうございます。

    首都圏の電車は、仕様の標準化が進み、新車を集中的に投入する傾向が見られます。特に自社で組み立て工場を持つJR東日本のペースの早さは凄いです。
    オレンジの中央快速線、ブルーの京浜東北線もあっという間に新形に置き換わりました。

    写真は、撮影術の本や鉄道雑誌を見ながら、撮影地を探したり、カメラの設定をかえたり、レンズを交換したり、コツコツやっています。ありがとうございます。

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