京浜急行で一番新しい電車は新1000系です。銀色の電車ばかりが増えていく通勤電車の中において、塗装を施したアルミ車体を採用していたのですが、近年の増備車ではステンレス車体となり銀色になってしまいました。
JR東日本の電車などに比較すると、赤い部分が多く「京急らしさ」みたいなものを演出しているようにも見えますが、やはり外板と側窓がフラットになっている新1000形アルミ車に比べると一歩後退という印象は否めません。
別に新1000形のステンレス車は悪い車両ではないはずです。新1000形の増備の過程の中でコストダウンを図ったに過ぎないこともよくわかります。しかし京急というと「赤い電車」という印象が強いので、銀色の電車は少し残念な気がします。
写真の1473編成は2009年度の増備車であります。私にとって京急の普通といえば1000形4連の浦賀行きなのですが、今では800形と1500形の6連が主力で、その他に写真のような最新型の新1000形電車も使用されています。