京浜急行600形は1996年2月から5月にかけて、4次車として32両〈8両編成1本、4両編成6本〉が完成しました。4次車は600形としてはCグループに分類されます。
座席の配置を見直して、扉間の座席はすべて2人掛けとなり、4人席が1つでき、あとは2人席という配置になりました。座席配置の変更に伴い、側窓の分割位置も変更されています。
機器構成も見直され、700形以来の電動車と付随車が1:1の構成となっています。コストダウンのため、機器構成の集約が行われています。またパンタグラフが最新のシングルアーム式になっています。
写真の651編成は1996年3月川崎重工で完成したものです。快速特急の付属編成として使用されるほか、写真のように普通列車の運用に入ったりもしています。