車体は、軽量化を目的として京成の電車では初めてのアルミ製となりました。客室はシートピッチを1.050mmとJR東日本のE257系などよりも大きくとっています。あわせて天井をドーム形として広さを感じられる客室を構成しております。
制御方式はインバータ制御で、台車は意外にも京成では初めてのボルスタレス台車を装備しましたが、やはり私鉄では最速の160km/h運転が目を引きます。JRの成田エクスプレスE259系に対して、高速性能・客室の快適さで優位に立っているといえるでしょう。
写真のAE5編成は、2010年7月に日本車輌で完成したものです。AE形は成田スカイアクセス線の開業にあわせて、64両〈8両編成8本〉が製造されました。2019年に増発を目的として8両編成1本が増備されています。
【撮影:佐野次郎 2019.11.3 お花茶屋ー堀切菖蒲園間】
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京成電鉄AE形〈AE1編成〉