2019/12/11

京成電鉄3000形(3039編成)

京成電鉄3000形は、2003年から2019年にかけて42編成326両が完成したものです。京浜急行1000形とほぼ同世代の電車で、京成電鉄の所属車両の半数強を占めております。というわけで、撮影しているとたいていこの電車がやってきます。
車体は軽量ステンレス製で、ブロック構造体を採用することによって部品や製作工程の低減を図ったそうです。そのため側面は平滑な印象を受けます。反面、貫通路を寄せて運転台を広く取り、やや傾斜した前面スタイルが独特のものになっていますね。
制御方式はVVVFインバータ制御を採用しています。台車はがっちりとしたモノリンク式・ボルスタ付き台車を装備しました。集電装置は近年の電車では標準装備となっているシングルアーム式です。
写真の3039編成は、2018年9月に日本車輌で完成したもので、3000形の14次車に相当します。3000形の増備は2018年度設備投資計画による14次車で完了し、以降の増備は3100形に代わります。
【撮影:佐野次郎 2019.11.3 お花茶屋ー堀切菖蒲園間】

過去の記事から
京成3000形(3007編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/08/30003007.html
京成3000形〈3012編成〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/09/30003012.html
京成3000形〈3020編成〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/01/30003020.html
京成千葉線3000形(3021編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2012/09/30003021.html

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