2019/12/04

京成電鉄3700形(3758編成)

京成の車両で、300両を超す3000形に次いで多くの車両が在籍しているのが、1990年代に製造された3700形であります。北総鉄道に8連3本、千葉ニュータウン鉄道に8連1本を貸し出しておりますので、京成では8連11本、6連2本の合計100両が在籍しています。
現在でも京成線内のほか、都営浅草線・京急線にも入りますので、比較的撮影しやすい車両だといえるでしょう。京急線内でも泉岳寺ー羽田空港間ではよく見かける電車です。京成線内では、本線・押上線の両方でコンスタントに使用されている形式ですね。
京成では、3500形・3600形に続いての軽量ステンレス車体ですが、側面はよりフラットになり、より大人しい印象になりました。初代スカイライナーの走行機器を利用してできた3400形も鋼製車体ながら、同じようなデザインになっています。
写真の3758編成は1996年1月に東急車輌で完成したもので、3700形の3次車に相当します。3700形は2000年に完成した6次車から前面のデザインを変更して、同じ3700形でありながら、やや印象の異なる顔つきになりました。
【撮影:佐野次郎 2019.11.3 お花茶屋ー堀切菖蒲園間】

過去の記事から
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