京成AE100形は「スカイライナー」の8両編成化と初代AE形の置き換えを目的として、1990年から93年にかけて56両〈8両編成7本〉が製造されました。
車体は普通鋼製ですが、鉄道車両では採用例が稀なリトラクタブル〈蓋付き〉ヘッドライトを採用しています。また地下鉄への乗り入れを考慮して、先頭部に貫通路を設けています。
主回路はVVVFインバーター制御で、最高110km/hで営業運転を行っています。本年度の「成田スカイアクセス」の開業を控えてもっとも去就が注目される車両であります。
写真のAE118編成は、1990年6月に東急車輛で完成し、2002年2月にリニューアル工事を実施したものです。