今月に入ってから、池上・多摩川線用7000系の5本目の編成である7105Fが営業運転に入りました。代わりに運用を退く車両については特殊な形態の7915Fや伊賀鉄道に譲渡の進む1000系などいろいろな噂があったのですが、どうやら7600系の7603Fが廃車になるようです。
7600系は1967年から72年にかけて53両が製造された7200系のうち9両を1986年から90年にかけて東急車輛でVVVFインバーター制御に改造したものです。7200系とあわせて池上線に集中配置されました。
1994年から95年にかけて池上線のワンマン運転に対応するための工事と更新修繕を実施し、現状と同じく赤黒のステッカー貼りになりました。ファンの間で「歌舞伎」と呼ばれるルックスになったわけですね。
1998年3月から池上線でワンマン運転が開始され、7600系にも機器が追加されました。2000年8月からは多摩川線の運用にも入っています。