2010/01/30

205系(クラH27編成)

横浜線の205系は1988年から89年にかけて一気に投入され、103系をすべて置き換えました。その後、輸送力増強のため他路線からの転用が3回にわたって行われました。
 写真のH27編成は山手線からの転用車です。もともと6扉車を組み込んだ11両編成を8連に短縮して転用しています。ちなみに山手線205系の6扉車は横浜線に転じた1両を除いてすべて埼京線に転用されています。
横浜線の205系では、唯一側扉の窓が小さい編成となっています。また6扉車のサハ204-30は横浜線では唯一の0番台で、山手線時代にあった液晶ディスプレイを撤去しています。
写真のH27編成は1986年2月に川崎重工で完成し、ヤテ30編成として山手電車区に新製配置され、1991年11月に近畿車輛で完成した6扉車を組み込み11連化されました。2003年7月に横浜線に鎌倉総合車両所〈当時〉に転属し、クラH27編成となりました。残りの2両は仙石線に転用され、1両は保留車となりました。