209系500番代は、総武・中央緩行線の103系を代替するために1998年から2000年にかけて170両〈10両編成17本〉が新製投入されました。
209系0番台のシステムを踏襲しながら、車体幅を拡大して定員の増加を図っています。また外板を強度を高めるために1.5mmに厚くしたり、台車の改良などを行っています。
現在京葉線で活躍している4編成の209系500番台は、京浜東北・根岸線から転属してきたものです。京浜東北・根岸線には輸送力増強や209系試作車の代替を目的として5編成の209系500番代が総武・中央緩行線から転用されていました。
写真のケヨ33編成は2000年1月に新津車両製作所で完成し、2009年1月に東京総合車両センターに京葉線向けの転用工事を終えています。また2009年3月にはスカートを大型化しています。
【撮影:佐野次郎 2010.1.10市川塩浜駅】