2021/06/09

東京地下鉄17000系(17101F)

東京メトロでは1974年10月の有楽町線(池袋ー銀座一丁目間)開業以来、約45年使用してきた7000系の置換え用として17000系への更新に着手しました。有楽町線・副都心線としては10000系以来約15年ぶりの新型車両となります。
17000系の車体はアルミ合金を使用したダブルスキン構体で、歪みが少ない仕上がりになっています。車内設備については、座席の袖仕切りや荷棚・貫通扉に強化ガラスを採用し、開放感を出しています。腰掛のシート幅は460mmで、座り心地向上のためにクッション性も高くしています。
制御装置はSic素子を用いたVVVFインバータ制御方式で、主電動機は永久磁石同期電動機を採用し、急こう配や急加減速を繰り返す地下鉄の運行に適した走行装置としております。また車両制御情報管理装置や車両情報監視・分析システムを備えています。
写真の17101Fは2020年1月に日立製作所で完成したものです。2021年2月に営業運転を開始しました。17000系は2022年度までに180両(10両編成6本・8両編成15本)を導入する予定になっています。

過去の記事から
有楽町・副都心線7000系〈7101F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2011/05/70007101f.html
有楽町・副都心線10000系(10101F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/11/1000010101f.html

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