2021/07/24

小田急電鉄5000形(5051F)

小田急電鉄5000形は2018年3月に代々木上原ー登戸間の複々線化が完成してから、初めての新形通勤車両となります。特急用のGSE70000形とあわせて新しい小田急を代表する車両になっていくことになります。10両固定編成で千代田線への直通は考慮されておりません。
5000形の車体はステンレス製で、レーザー溶接工法を用いて平滑な仕上げになっています。前面はスピード感を表して傾斜した形態となりました。青帯はインペリアルブルーに加えて、アズールブルーの細帯も加えております。
また2000形以来の拡幅車体の採用となり、室内空間は広さを感じられるように工夫がされています。天井などの凹凸を少なくし、白系統の配色と荷棚と腰掛の端部にガラスを用いて広さを演出しています。床が木目調になっているのは通勤電車では珍しいデザインですね。
写真の5051Fは、2019年11月に川崎重工で完成したもので5000形の1次車に相当します。既に5058Fまでの8編成が導入され、8000形の界磁チョッパ制御車、1000形の未更新車が代替に廃車となっています。